Case: Soap Bus Ticket

スリランカでは、バスが主要な交通手段として人々に利用されています。ところが不特定多数の人が乗り込むバスは病原菌の温床となっており、衛生面での問題が懸念されています。

人々の健康促進に尽力する医療団体・Asiri Hospitalsは、風邪をはじめとした様々な病気を防ぐために手洗いの大切さをかねてより市民に訴えかけてきましたが、言葉で説明するだけでなく、より具体的な啓発方法を模索していました。

そんな中考案されたのが『バスのチケットに紙石鹸を使う』というユニークな試み。乗客がバスに乗る際に発券されるチケットが紙石鹸になっており、家に帰ってから水をつけてこすり合わせると、手をきれいに洗うことができるというものです。

Asiri Hospitalsはバスの車内広告やアナウンスでキャンペーンの主旨を説明したほか、バス停や公衆トイレ、病院などの公共の場にポスターを掲示するなどし、万病を防ぐために手洗いがいかに重要であるかを呼びかけました。

手をしっかり洗うことは、一番身近で有効な感染症予防法。多くの人が集まる場所だからこそ、その大切さをよりたくさんの人に訴えかけることに成功した、素晴らしいアイディアですね。

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感染症発生率が70%減少!子どもたちが石鹸を使いたくなる“Hope Soap”プロジェクト

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