Case: Slow Down GPS by If Insurance

車を運転していて“急な子供の飛び出し”にハッとしたことがあるドライバーは多いのではないでしょうか。今回は、“子供の飛び出し”による事故を予防するために開発された“子供の声による音声ナビ”をご紹介します。

今や多くのドライバーが利用している“音声案内機能付き”のカーナビ。目的地までの道順を案内してくれることはもちろんのこと、周辺の環境や道路事情等の情報も流してくれるとあって、安全面でも評価されています。

しかし、実際はどうでしょう。“子供の飛び出し”注意エリアである、学校等教育保育施設周辺を通過中であるとの音声ガイドがあっても、“子供の飛び出し”に注意を払ったり、突然の飛び出しに備えて減速するドライバーは果たしてどれだけいるでしょうか。

動画に登場するドライバーも、学校周辺を走行中、実際に道路に目を向けてはいても、頭の中ではランチの事、会議の事など考えていることもあり、十分に不測の事態に備えられていないのが現状だと語っています。

そこで、スウェーデンの保険会社・If Insuranceが開発したのが、「Slow Down GPS」と名付けられたカーナビアプリです。

車が学校や保育施設といった子供たちが多くいるエリアを通過する際に、“音声案内の声を、通常の大人の声から子供の声に切り替える”ことで、子供が周囲にいることを、直接的に、直感的にドライバーに伝えるというものです。

突如ナビの声が子供の声になると、どのドライバーも否応なしに子供を意識することになり、意識的に子供の飛び出しに注意を払うことができます。

本カーナビアプリは、現在スウェーデン、フィンランド、ノルウェーの北欧3か国でのみ対応しており、対象国の全ての学校及びその他教育機関を網羅しています。今後は、更なる注意喚起スポットの追加や、対応エリアの拡大、ひいては全ナビゲーションシステムへの導入が期待されているといいます。

“子供の急な飛び出し”をドライバーに注意喚起する、目の付け所が鋭いカーナビアプリでした。