Case: Pay with blood

ルーマニアでは、深刻な血液不足が社会的問題となっています。同国の血液センター・INTSによると、ルーマニア国民のうち献血に行ったことがある人は、全体のわずか1.7%にすぎず、さらにその中で若者が占める割合は14%。献血量が圧倒的に足りない状況が続いているそうです。

そこでINTSは、7月30日から8月2日に開催される音楽フェス・UNTOLD Festivalと協力し、このイベントに参加するためのチケットを、献血をすることによって支払うことができるというキャンペーンを実施しました。

そして制作されたのが、こちらのクリエイティブ。イベントがドラキュラ伝説で有名なトランシルヴァニア地方で行われていることから、吸血鬼をモチーフにした、不気味なイメージに仕上がっています。

私たちは深刻な(=bloody)問題に直面しています。

イベントのチケット代は血で支払いを。

血は、吸わずに提供してください。

血液を必要としているのは、ヴァンパイアだけではないのですから…。

チケット代を“血”で支払うとは一風変わった試みではありますが、人々(特に若者)の関心を引くには、音楽フェスというイベントはうってつけですね。命を支える献血、その大切さを広く知ってもらうための、啓発キャンペーンでした。

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