Case: The Mamasutra

メキシコでは乳がんの発生率が高く、女性の死因第1位となっているそうです。多くの女性を苦しめる病気ではありますが、その一方で早い段階で気づくことができれば生存率90%という、治癒率の高い病であることも事実です。

それ故定期的に自分の胸を触り、異常がないかを調べるセルフチェックをすることが非常に大切なのですが、「もしもしこりがあったら…?」そう思いながら一人で触診するのはとても不安なもの。

そこでメキシコのメジャーラジオ局・RMX Radioが打ち出したのが「Mamasutra」という啓発キャンペーンです。これは古代インドで生まれた愛の経典・カーマ・スートラをもじったもので、カップルによる“健全な愛情表現”によって、男性がパートナーの胸を触診する方法を指南したガイドブック。

様々な体位で、明るく楽しく(?)セルフチェックする様子を、31パターンにわたってイラストで紹介しています。

例えばこんなものや…

アクロバティックなパターンも。

こちらは映画「スパイダーマン」でお馴染みのシーンを再現。

もちろん、実践できそうなものもあります。

RMX Radioでは、国際的な乳がん啓発月間である10月に、特設サイト上で毎日ひとつずつこのイラストを公開。1ヶ月の間にソーシャルメディアを通じて200万人もの人にリーチすることに成功しました。

Mamasutraのサイトには、実際に夫と一緒に触診を実行した女性から「夫が私よりも先に乳がんに気づいてくれたおかげで、早期に病気を発見し、治療することができました。」というコメントが寄せられたそうです。

これくらいの体位、仲良しカップルであればお手の物ですよね?…というのは冗談として、今回は女性だけではなく、男性にもパートナーの健康に対する意識を高めてもらうことを意図した素晴らしい取り組み。ユニークかつウィットに富んだ啓発キャンペーンでした。

動画はコチラ

Mamasutra from AlexRosicky on Vimeo.