Case: Bumper Case

欧米の遊園地では定番である「バンパーカー」というアトラクションを知っていますか?今回は、ポルトガルの交通局が、この「バンパーカー」を使用して実施した“運転中の携帯電話操作防止”啓発施策をご紹介します。

柔らかいゴムで覆われた車に乗り、背後から正面からサイドから互いにぶつけ合って楽しむのが「バンパーカー」というアトラクションです。

今回は、搭乗者に内緒で各車に携帯電話を忍ばせ、搭乗者にはあえて“ぶつからないように”指示して、車に乗り込んでもらいました。

各車滑り出しは順調です。互いの車を上手に避けて、どの車もぶつかる事なくスムーズに走行しています。

そこで、仕掛け人が各車に忍ばせた携帯電話を鳴らします。

すると、各車の運転手の注意力は皆携帯電話に注がれます。前を向きつつ携帯電話を探そうとしたり、運転しながら携帯電話に手を伸ばしたり、どの運転手も何とかぶつかることなく電話に出ようとしますが、成功した運転手はおらず、皆次々に衝突してしまいます。

衝突し、ゲームオーバーとなったところでドライバーたちに種明かし。これが“運転中の携帯電話操作防止”を啓発するものであったことが明かされ、どのドライバーも改めて、運転中の携帯電話操作が危険であるかを実感することができたようです。

当交通局によると、運転中の事故発生率は、携帯電話を使用することにより400%も増加するそうです。運転中の携帯電話操作がいかに危険であるかを“疑似衝突”を通して訴求することに成功した面白い取り組みでした。

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