Case: Like

当サイトではこれまで、ユニセフ・スウェーデンが実施した『“いいね”では命を救えない』キャンペーンや、シンガポールの慈善団体による『“いいね”は何の役にも立たない』広告など、ソーシャルメディア(オンライン)での行為の『無力さ』を啓発する事例をご紹介してきましたが、今回ご紹介するのはそれとはまったく逆のコンセプトのクリエイティブです。

世界的な環境保護団体のWWFがデンマークで掲出したプリント広告は以下のようなものでした。

FacebookのLikeの形をした氷山が北極海に浮かんでいるというビジュアル。画像を拡大するとよくわかりますが、Likeマークの上には親子の北極グマがいます。

コピーは、“Every like saves lives.”(すべてのいいねは命を救います。)
さらにその下にある説明にはこんなことが書かれています。

「絶滅危惧種を保護するのは、あなたが思っているよりずっと容易なことです。worldwidelife.org/socialに参加しましょう」

“絶滅の危機に瀕している動物がいること、そしてその問題についてSNSでシェアする行為による拡散(リーチの増加=問題について認知する人の増加)が、それら動物を窮状から救い出す第一歩になる”、ということを投げかけています。

絶滅危惧種を助けることが非常に困難なこと、大変なことと思ってしまい、何もせず尻込みしてさせてしまうのではなく、ほんの小さなアクションでも有効なので、まずは気軽に参加しませんかと訴えているようです。

SNSのマークを使った直感的に伝わるビジュアルとともに、非常に低い“参加へのハードル”を提示することで、より大勢の人を巻き込もうとするアプローチでした。

世界各地でWWFが仕掛けた広告に関心のある方は下記もご覧ください。
WWFの“刺さる”広告/プロモーション(まとめ)

参考サイト

adeevee
http://www.adeevee.com/2015/02/wwf-like-print/?PageSpeed=noscript