Case: A hair-raising message

今年の始めに業界内で話題となった「地下鉄のホームに入ってくる電車(風)に合わせて、スクリーンに映る女性の髪の毛がなびく看板広告」を覚えていますか?

スウェーデンのシャンプーブランドが、“突風で乱れた髪もすぐにまとまりますよ”ということを訴求するために仕掛けた斬新なアウトドア広告です。今回同国においてこのイメージを応用して、新たな広告が作られました。そのクリエイティブがこちらです。

電車がホームに入ってくると同時にディスプレイに映っている10代女性の髪の毛がたなびきます。ここまでは前回の広告とまったく同じ…

ところが、綺麗になびいていたと思った女性の髪の毛が突如吹っ飛んで、丸坊主の姿があらわになるのです。楽しんでみていた人の目も思わずテンに。

そして丸坊主の女性が写ったディスプレイにはこんなメッセージが。

日々ガンと診断される子供がいます。SMSで72 900宛に“HOPP”と送って50クローネ寄付してください。

この看板広告は、ガンの抗がん剤治療で髪を失った14歳の女性(リンさん)の姿を映し出すことで、ガンで苦しむ子供たちを支援するための寄付を募るというキャンペーンだったのです。

楽しんで広告を見ていた人を一瞬の内にゾクッとさせる、すなわち非常に大きな緩急を1つのクリエイティブの中で演出している点が秀逸です。それこそが、受け手の脳裏にメッセージを刻み込む有効なメソッドの一つだと感じます。

2014年5月に日本国内で実施された類似広告に関心のある方は下記記事もご覧ください。
電車の風で山本美月さんがふわり揺られる「CanCam」デジタルサイネージ 実現の裏側

動画はコチラ

参考サイト

Adeevee
http://www.adeevee.com/2014/10/the-swedish-childhood-cancer-foundation-hair-raising-message-outdoor/