Case: Last Wishes

フォルクスワーゲンの人気車種「Volkswagen Type 2」。日本では「ワーゲンバス」の愛称で親しまれ、1940年代に製造が始まって以来、世界中で愛されてきました。

近年では唯一サンパウロ郊外にある工場で生産が続けられていましたが、ブラジルでの新しい安全基準に適合しなくなったため、2013年についに生産が終了されたのです。

生産開始から半世紀以上が経った今もなお、VW Type 2を愛してやまないファンへの敬意と感謝を表し、フォルクスワーゲンが製作したのがこちらです。

「Last Wishes(最後の願い)」というタイトルの映像は、VW Type 2を主人公に、車の視点で描かれたもの。

VW Type 2は自分を愛し、大切に乗ってくれた人たちを訪れ、その人たちにまつわる特別なプレゼントを渡していく、というストーリー仕立てになっています。

熱烈なサッカーファンで、VW Type 2に乘ってワールドカップ決勝戦に3度も赴いたという、こちらの男性には、『サッカーの神様』ペレのサインが書かれた車のパーツをプレゼント。

詳しいいきさつはわかりませんが、なんとVW Type 2の中で産まれたという女性には、この車が生み出されるもととなったデッサンを。

こうして各地を周り、たくさんの人に思い出となる品を渡していきます。

そして最後に訪れた先は、オランダのアメルスフォールト市に住むBen Pon Jr.氏。

彼はVW Type 2の生みの親であるBen Pon氏の息子さんです。つまり、自分にとっての“お兄さん”に会いに行ったのでした。

およそ半年間かけて制作されたこの動画には、世界中から「泣けました。」「素晴らしい!」などのコメントが寄せられており、VW Type 2がいかに人々に愛されていたかがよく伝わってきます。

プリント広告も同様に秀逸ですので、興味のある方は以下もご覧ください。
フォルクスワーゲン、56年の歴史に“幕を下ろす”マイクロバスの広告

世界各地で実施されたフォルクスワーゲンのユニークな広告/プロモーションに関心のある方は下記もご覧ください。
フォルクスワーゲンの卓越した広告/プロモーション(まとめ)

動画はコチラ

参考サイト

Creative Criminals
http://creativecriminals.com/volkswagen/last-wishes