Case:Tree Concert

環境問題に取り組むドイツの市民団体BUND(ドイツ環境自然保護連盟)がベルリン市内の森林保護のために、前代未聞のチャリティーコンサートを開催しました。その名は“TreeConcert”。

2012年9月、チャリティーコンサートの“奏者”に選ばれたのは「大きなクリの木」。このクリの木奏者のために、オーダーメイドの奇妙な“楽器”があつらえられ、木の下に設置されます。

こちらの“楽器”は、クリが落ちる衝撃で芸術的な音と光のハーモーニーを奏でるという代物。ベルリンでは年間2000本の木が失われているそうですが、クリの木奏者による幻想的な演奏により、市民へ森林保護に関する問題意識を啓発し、寄付を募るというコンセプトです。

こんな風にクリが木から自然に落ちると…

“楽器”が幻想的に光り輝き、同時に音楽を奏でます。夜に見ると非常に美しいですね。

演奏期間は1週間。市内を埋め尽くしたポスターもプロモーションの一役を担いました。

携帯電話のSMSで寄付をしてくれた人にはメッセージを映し出し、オンラインで寄付をしてくれた人にはオリジナル楽曲プレゼントで感謝の気持ちを示したといいます。

2013年1月にはベルリンの人気DJ、Robot Kock氏によるリミックスアルバムが発売され、寄付金に大きく貢献しました。

これらプロモーションの結果、寄付金は1カ月で800%も増加し、森林保護のために集まった寄付金で最高額を記録しました。

これまであまり知られていなかった現状に多くの市民の関心をひき付けることができたといいます。

動画はコチラ

参考サイト

Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/bund_friends_of_the_earth_tree_concert/